2007年1月20日 (土)

マジシャン、セロ公演

テレビで有名なストリートマジシャン、セロが今日群馬県前橋の県民会館で全国ツアーの初公演をしました。

機会があったので見に行ったのですが、会場は満席でかなりの人が集まっていました。 やはりテレビで話題になっていたからでしょうか。

マジシャン セロ

演目はカードスルーウィンドウ、指輪の移動、コインズアクロス、サインしたカードが未開封のワインボトルの中へ・・などのクロースアップものから、剣刺し後消失・出現、オリガミボックスなどのイリュージョンまで2時間にかけてやりました。

まだ初日だからか、スタッフの動きがいまいちだったり、始めのカードスルーウインドウが失敗したりとまだまだな面がありましたが、なかなか楽しめました。

お客さんとのやり取りも良かったし、会場に来ていた人たちも楽しんでいる感じで、東京の公演ではもっと期待できそうです。

途中、タバコや札プロなど渋いな~と思う演技もあり、 (某マジシャンが販売している)ダンシング・ハンクをやったりといろんなことをやってました。

それにしても、デビッドカッパーフィールドを意識している所が多数見受けられました(w コインズアクロスのバックミュージックはデビッドが4枚のAでやった「グランドファーザー」の時の曲だし、「オリエント急行消失」の時にやった人体交換を少しアレンジしたイリュージョンをやっていたし、ダンスとマジックを絡めようとしているところも・・・。

ステージマジックはまだまだデビッドカッパーフィールドなどの一流マジシャンには及ばないと思うのですが、これからのショーに期待したいですね。 目指す方向性は好きです。

余談ですが、靴ヒモのマジックもやってました。 以前私はいまいちだなーと思っていたのですが、結構受けてました・・・今度やってみようかな・・・・。

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2006年11月25日 (土)

デビッドカッパーフィールド来日!

世界的に有名なマジシャン、デビッドカッパーフィールドが12月6~10日に来日するそうです!

始めて見たのは10年以上前浦安で公演したときで、最高のイリュージョンを見せてくれました。 その後も2回ほど東京国際フォーラムに来日(もちろん見に行きました)して以来、しばらく期間が開いていたので、正直もう歳だし来日はもうないのかと諦めかけていた矢先だったので今からとても楽しみです。

デビッド・カッパー・フィールド

今回のタイトルは「グランドイリュージョン」となっています。「アンエクスプレインドフォース」以降の作品を見ていないので新作も楽しみですが、日本初公演でやった「エレベーター」や「ファイアーオブパッション」でやった人体交換なんかももう一度見てみたいです・・。

しかし、突然12月が忙しくなってきました(w 

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2006年10月13日 (金)

6冊目 奇術師の密室

マジックに興味はありますか?いつも昔に読んだ本を紹介してましたので、今回は最近読んだ、リチャード・マシスン著の「奇術師の密室」をとりあげます。

 評価:星3つ ★★★

この本を一言で表現するなら、どんでん返しの連続!です。展開もスピーディーで、100ページまで一息もつかずに一気に読んでしまい、通勤の電車でしか読んでいないのに、3日で読み終わってしまいました。

冒頭、ミスターキャベツなる人物からの挨拶があります。この本の主人公は偉大なマジシャンのなれの果て・・・水中脱出の際脳溢血を起こし、植物(キャベツ)人間になってしまった老人が語り手なのです。

植物人間になって目を動かすことしかできなくなったにもかかわらず、あまり悲惨さを感じさせません。割と元気みたいです。

そんな老マジシャンは息子とその嫁、嫁の弟と同居しています。車椅子に座るだけの存在ですが、息子は「マジックルーム」と呼ばれる奇術道具がいっぱいの部屋へいつも車椅子を押していってくれます。

そんなある日の出来事を書いているのですが、そこからがまったく奇想天外、本物のマジック顔負けの予想のつかない展開の連続です。

登場人物は、老マジシャン、父を継いで偉大なるマジシャンとなった息子のマックス、美人な妻カサンドラ、同居している妻の弟ブライアン、マックスのマネージャーのハリー、地元保安官のグローヴァーだけ。物語はは全て「マジックルーム」の中で進行していきます。

まず、カサンドラとその弟ブライアンが何か良からぬことを企んでいるシーンから始まり、次にハリーが登場し、カサンドラと不倫関係にあることが判明します。そして、突如その場所に夫のマックスが現れます(劇的に・・・)。

この時点ですでに嵐の予感です。でもまだほんの序章。父である老マジシャンの座を継いだ偉大なるマジシャン、マックスはなぜか体の具合が悪く、マジックも以前の用にできなくなっています。そして破れかぶれなのか、マジックショーを演じているのかまったく分からない狂ったような行動に走りだす!

作中では、マジックの原理や考え方などにも触れています。ネタバラシにつながる部分も若干ありましたが、う~ん、許容範囲なのかな・・・・。ステージでの立ち振る舞いとか、なかなかマニアックな内容も。手品をやったことのない人も、マジシャンがどんなことに気をつけているかが少し分かるのではないでしょうか?

起こった事件だけを見れば、醜い人間の壮絶な争いで実際殺人も起こります。でも奇術師が絡むことによってどれが現実で、どれが幻想なのか分からないまま、次々と展開していくので、成り行きを見守ることしかできない老マジシャンの言葉を借りれば、「気持ちはヨーヨーのごとく宙ぶらりんだ。あがったりさがったり、出たり入ったり・・・」といった感じです。本当に最後まで油断できません。

ラスト、この前代未聞の残酷な物語が終わったとき、ささやかな奇跡が起こります。読者を散々振り回す物語ですが、次にどちらに曲がるか分からない、まるでスペースマウンテン(ディズニーランドのジェットコースター)に乗ったような爽快感が味わえるのではないでしょうか。

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