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2007年2月25日 (日)

ブログペット

ブログペットやアクセサリに興味を持って、少し前から2つほど設置してみました。

一つは左のサイドバーのカレンダーの下につけた、クイズのブログアクセサリです。 3択クイズとなぞなぞの2つのモードが選べて、なかなか凝っています。 なぞなぞが結構むずかしく、まだ全問正解したことがない・・・。

もう一つが画面右下に出てくる「CAROL(キャロル)」というブログペットです。 最初に出ているのは、看板だけですが、左側の上向き矢印をクリックすると、木が出てきます。

木には何羽かの鳥たちが止まっていて、クリックするとリンク先にジャンプする仕組みです。 本当は検索ができる窓も付いた形なのですが、私のブログのはなぜかうまくいっていないようで、そのうち改善したいと思います・・・。

CAROL(キャロル)」のホームページですが、かなり派手です。 検索すると鳥たちが歌いだすし・・・鳥の種類もいろいろあるし、イベントもあって凝ってますね。

さっちさんのブログ、「無料で使えるブログパーツ集」で選んだわけですが、他にも本当にたくさんのブログペット・アクセサリがあって迷ってしまったほど。

みなさんのブログには何か設置していますでしょうか?

関連リンク(ブログ外)

無料で使えるブログパーツ集

CAROL(キャロル)」

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2007年2月17日 (土)

19冊目 華麗なる一族

山崎豊子の「華麗なる一族」を人から薦められて読んだのは1年以上前でしょうか。 今はテレビドラマにもなって話題になってますし、今回はこの作品を取り上げたいと思います。

評価:星4つ ★★★★ 

山崎豊子といえば、「白い巨塔」で有名ですが、ウィキペディアから引用すれば、「社会の暗部を鋭くえぐった小説として評価を得ている一方、フィクションに実話を織り込む手法は激しい批判を浴び、また盗作疑惑もささやかれている」そうです。 いずれにしても、本作品は金融に興味のない人でも楽しめるのではないかと思います。

物語は志摩半島の英虞(あご)湾の側にある志摩観光ホテルのダイニング・ルームから優雅に始まる。 シャンデリアや金屏風、新年の装いをした華やかな人々・・・。その中でも際立っているのが、この物語の中心となる、阪神銀行の頭取万俵大介とその一族です。

最初の会話からフランス語で始まり、内容から見てもセレブな、まさに「華麗なる」と証するに相応しい一族。 阪神銀行を中核として鉄鋼・不動産など一大財閥を築き、妻は公家の血を引き、長男は阪神特殊製鋼の専務で大物議員を叔父に持つ。 長女は大蔵省の有望なキャリアに嫁いでいる。 話が進むにつれ、さらに一族は閨閥を広げていき、総理大臣の親族まで取り込もうとします。

一方で銀行の方は、大介は都市銀行唯一のオーナー頭取として、銀行大合併の激しい生き残りをかけた争いを、築いてきた閨閥と策略で切り抜けていきます。

そんな華やかな面とは裏腹に、一族の暗く歪んだ部分の象徴ともいえる存在が高須相子で、もともとは子供の家庭教師として雇われたのに、今では正妻の寧子(やすこ)と交代で大介と同衾(どうきん)し、子供の結婚相手も一切取り仕切るようにまでなっている。

さらに、大介と長男鉄平の確執、次男銀平のトラウマ、閨閥結婚の不幸と、鉄平の生きがいと言える阪神特殊製鋼の危機が相まって悲劇が訪れます。

この作品は、実在した神戸銀行や岡崎財閥、山陽特殊鉄鋼などをモデルにしたと言われています。 それだけに物語の内容が現実味を帯びており、財閥一族の内情や銀行の生き残りをかけた戦いなどの描写に、読んでいて引き込まれるような魅力があります。

作品中、万博開催のための土地買収で巨額のお金を手に入れる農家などに対し、預金獲得の銀行間の戦いの中、頭取に期待されて過大な目標を立ててしまった支店長らが農家の田植えの手伝いまでしているシーンが印象的でした。

他にも、護送船団方式の時代ならではのMOF担(大蔵省担当)や情報集める忍者のような銀行員など、バブルがはじける前の金融行政の一端が描かれ、なんだか戦国時代の物語のようだな・・と思ってしまったり。

ラストの、それぞれの人の行く末と更なる銀行間の争いの予感なども感慨深いものがあります。

上・中・下巻と3巻の長編ですが、一気に読みきってしまうほど面白かったです。 テレビドラマで興味を持った人も、原作を読んでみてはいかがでしょうか?

ドラマもいよいよ最終回ですね。木村卓也が演じているからか原作より鉄平サイドの物語になってるような・・・。

関連リンク(ブログ内)

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華麗なる一族:上巻

中巻

下巻

白い巨塔

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2007年2月 5日 (月)

18冊目 長いお別れ

ハードボイルドでお薦めの本は? と聞かれたら、迷わずレイモンド・チャンドラーの作品を挙げるでしょう。 「長いお別れ」(The Long Goodbye)はその代表作で、1954年に発表された長編です。

評価:星5つ ★★★★★

最初に読んだときは高校生の頃でしょうか、他に読みたい本がかなりあってさっと読んでしまって、この作品の味わい深さを分からないままでした。 その後「さらばいとしき女よ」や「高い窓」などを読んで気になり、読み返し、今回感想書くために読んで3回目となります。

あらすじですが、主人公で私立探偵のフィリップ・マーロウは、ひょんなことから、酔っ払って女に置き去りにされたテリー・レノックスを助ける。 これが元で何回か飲む仲間になるのだが、ある日事件に巻き込まれた風のテリーを空港まで送ったが、何日か後に彼がメキシコで自殺したことを知る。

妻殺しの犯人として自白の手紙も残されるが、マーロウにはテリーが犯人と信じられない。 しかも新聞でもあまり話題とならず、マーロウにはこれ以上事件に介入しないように圧力が加えられる。 テリーの死後、その死の直前に書かれたと思われる手紙が届き、中には20ドル紙幣と、バーでギムレットを飲んでテリー・レノックスの全てを忘れて欲しいとの言葉が遺されていた。

その後、アルコール中毒で行方不明の作家を探すという依頼を受けることになったマーロウ。 冒頭の事件とは一見何も関係もないと思われたが・・・・・。

作品の文章は奥が深く、よく読まないと登場人物の台詞の背景が分からないところもあります。 マーロウの皮肉っぽい台詞に思わずニヤリとしてしまいます。

主人公のマーロウはしがない私立探偵ですが、男としての確固たる信念というか、スタイルがあって、易きに流れず、あえて棹差す生き方をしますが、そんなところがマーロウの魅力なんでしょうね。 権力や暴力に臆せず、むしろそういう相手にこそ不遜な態度をとる一方、まったく得にもならないのに人を助けたり、妙に義理堅いところがあって、ハードボイルドという言葉がぴったり合う探偵だと思います。

今作ではマーローウ、ほとんどただ働きです・・・お金が入るチャンスはあったのに・・。 また、最後で2人の人間に「さよなら」を言いますが、ちょっと哀愁が漂います。 自分の生き方を変えてまで人と付き合えないということかな・・・。

推理小説・ミステリファンならば絶対にはずせない作品だと思いますし、そうでない人にもお薦めです。 題名の「長いお別れ」という言葉、そしてこの小説で有名な台詞「ギムレットにはまだ早いね」の深い意味を読み取れるまで読んでください・・・。

ちなみにギムレットとはジンベースのカクテルで、この作品では「本当のギムレットはジンとローズのライム・ジュースを半分ずつ、ほかは何も入れない」のだそうです。 ネットで調べると、名前のギムレットの由来はコルクスクリューに似た形をした大工道具の一種で、今はフレッシュライムジュースを使った辛口が主流だそうです。

「ギムレットにはまだ早いね」の意味は難しいですよね。 これも誰かが言っていたのですが、テリーとのことがいい思い出となって、昔を思い返すようにバーでギムレットを飲めるようになるには早すぎたという意味とか・・・。

貴方の解釈はどうですか?

追記しますと、今月(19年3月)ハヤカワ書房から、村上春樹の翻訳で「ロング・グッドバイ」として新たに販売されるみたいですね。 おそらくハードカバーではないのに2,000円ってのは、ちょっと高めかと思いますが、またレンモンド・チャンドラーが有名になるかも・・。

関連リンク(ブログ内)

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関連リンク(ブログ外)

カクテルバーMIXINGDRINKS ・・・ギムレットについて

こちら今月発売予定の「ロング・グッドバイ」

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