« パソコン復帰完了! | トップページ | 9冊目 謎のクイン氏 »

2006年10月24日 (火)

8冊目 夏への扉

今回はSFものです。ロバート・A・ハイライン著の「夏への扉」を久々に読み返してみました。有名な作品なので読んでいる方も多いと思います。

評価:星4つ ★★★★

SFと言っても、誰が読んでも楽しめると思います。1960年代に書かれたものなのに、今読んでもかなり面白い。星が4つなのは、5つ星を増やしすぎてもいけないと思って、かなり辛目に評価した結果です。猫好きだったら間違いなく最高評価になるでしょう。

最愛の恋人と親友に裏切られ、発明品まで奪われて人生に絶望してしまった主人公。大事にしている飼い猫のピートとともに、冷凍睡眠(コールドスリープ)を申し込む決意をする・・・30年後、西暦2000年まで。30年後の世界はどうなっているのか?そして、乗っ取られた会社は取り戻せるのか?

1960年代に書かれたので、1970年にすでに冷凍睡眠の技術があることになっています(まだかなり危険性があるようですが)。自動窓拭器や文化女中器(ハイヤード・ガール:自動真空掃除機)なんてものも主人公がすでにある技術を利用して開発しているので、現実の1970年代とはかなり違っています・・・冷戦が悪化して戦争もあったみたいだし。

そしてその30年後、2000年の世界はまさに昔考えられていた未来の世界像です。人々の暮らし自体はそれほど変わっていないけれど、月や火星に旅行もいけるし、人工合成肉とか、召使ロボットや、研究段階ですがタイムマシーンもでてきます。

それと比べると、今は1960年代に考えられていたより進歩してないですねー。まあ、インターネットや携帯電話などはかなり発達していますけど。 2001年には木星に行き、2003年にはドラえもんが誕生するはずでしたからねえ(w

この物語、主人公の時間を越えた冒険も楽しいのですが、飼い猫のピートに対する愛情(猫も活躍します!)たっぷりに描かれています。タイトルの「夏への扉」も、冬の寒いときに猫のピートが、家の扉のどれかが暖かい夏へと続く扉なんだと信じて、納得するまで家中の扉を順番に開けさせる・・・というエピソードからつけられています。

さて、主人公は「夏への扉」を探し当てることができるでしょうか?アクシデントで生き別れた猫のピートの運命は?

晴れた夏の日のような、さわやかな読後感。SFですが、誰でも楽しめるお薦めの本です。

|

« パソコン復帰完了! | トップページ | 9冊目 謎のクイン氏 »

ファンタジー・SF」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

ぱそこん奮闘記の管理人のがりおんです。当方のブログでコメントありがとうございます。ほんとPCの再インストールは恐ろしいですね。ただ、バックアップはどうしても面倒で…。お互いブログがんばりましょう。

投稿: がりおん | 2006年10月24日 (火) 21時05分

コメントありがとうございます!
お互い大変でしたね。
今回は携帯HDがあったので30Gまではバックアップはできました。
めげずにブログがんばります~

投稿: Elric01 | 2006年10月25日 (水) 00時28分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/191185/12334922

この記事へのトラックバック一覧です: 8冊目 夏への扉:

« パソコン復帰完了! | トップページ | 9冊目 謎のクイン氏 »